バジルの害虫

こんにちは。
どこでもファーマーの浅田です。

6月3日に植えたバジル、2ヶ月間はすくすく育っていました。
ところが、8月中旬頃から穴が空いている葉、先端で折れている茎をたくさん発見。

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どうして元気がないのかと苗を観察していると、犯人が現れました。

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ベニフキノメイガと呼ばれる蛾の幼虫で、
バジルやシソなどのシソ科の葉を食害します。

黒いフンや糸を張った巣があれば、その近くにいることが多いのですが、
やっかいなことにこの幼虫はかなりすばしっこいです。
捕まえようとすると葉の間に逃げ込もうとしたりするので、気合を入れて捕まえましょう。

こまめに幼虫を取り除き、害虫対策としてニームオイルや木酢液を散布した効果があったのでしょうか、
9月中旬頃から被害は減り、今では苗は元気に成長しています。

9月25日の写真
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バジルを使ったジェノベーゼソース

ブログ100回を記念して、元どこでもファーマーが寄稿してくれました。
建石さんありがとうございます!

どこでもファームATCに設置されてから、3年目の夏が過ぎ…早いですね!
1年目、初めての野菜作りは本当に何もわからず大変でしたが、育てた野菜の採れたてての美味しさと、やはり何と言っても「安心」!が自家栽培のいいところだなぁと感じます。
ブログを読んでいると、1年目より2年目、3年目とどんどん進化し美味しそうな野菜が種類豊富に。

先日おすそ分けいただいたバジルでジェノベーゼソースを作りました。
本来は松の実を使うのですが、手軽に手に入るピーナッツを入れて作りました。

バジル(葉のみ)50g
ピーナッツ   50g
オリーブオイル 100g
にんにく    1~2片
塩       小さじ1

上記材料を、フードプロセッサーで混ぜるだけ!簡単!
混ぜる際に粉チーズ(パルメザンチーズ)も入れてもいいですが、食べる際に入れる方が風味がよいです。

いっぱい作って小瓶に分けて冷凍保存しておくと、いつまでも緑色がキレイですよ!(空気に触れるところから色が黒くなります。)食べるぶんだけ解凍して使うと長く楽しめます。

パスタはもちろん、湯がいたジャガイモに和えたり、サラダや野菜スープに入れたり。
トーストにクリームチーズとのせるのも美味しいです。

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バジルは放っておくとどんどん花が咲いてしまって固くなるので、柔らかいうちにたくさん収穫して是非作ってみてください!

ラックの紹介

こんにちは。
どこでもファーマーの浅田です。

『どこでもファーム』は、その名の通りどこでも野菜栽培を楽しめるラック式の屋上菜園のことです。

どこでもファームラック(高さ400×幅1,000×奥行2,000mm)

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屋上にこんなラックを置いても大丈夫なの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ご安心ください。
どこでもファームでは、専用土壌としてヴェルデナイトという軽量の土を使用しているので、
土を入れた状態のラックでも、建築基準法の積載荷重条件より十分に軽いです。

1台から設置でき、広さに応じて台数を増やすことができます。
また、脚の高さを調節することができるので、
高齢者や車いすの方でも楽に作業や観察をすることができます。

こんなおしゃれなラックもあります。
校倉造風でハーブなどに最適なラックです。
スペアミントを2012年7月19日から栽培していますが、1年以上経った現在も元気に成長しています。

どこでもファーム校倉1(高さ250×幅650×奥行380mm)
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同じ校倉造風でも、内部に再生炭とスギ&炭チップが入っているピュアプランターもあります。
路上置きすると窒素酸化物浄化機能があり、飲食店の店頭などに最適!
また、内部にスギ&炭チップの代わりに檜チップを入れたものは、屋内インテリアとして空気浄化や癒し効果などとしても最適です。

どこでもファーム校倉2 ピュアプランター(高さ600×幅860×奥行400mm)
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都会の真ん中で野菜の自産自消を!!

祝!!100回

こんにちは。
どこでもファーマーの浅田です。

2011年12月から始めたこのブログは、今回でちょうど100回目の投稿になります。
読んで下さっている皆様ありがとうございます。

日本中のビルの屋上をみどりいっぱいにしたいという思いで始めた『どこでもファーム』。
様々な苦労や楽しみがあったこれまでの3年間を振り返ってみます。

どこでもファーム1年目(2011年6月~)
第1号は、大阪南港のATCムーンタワー前にラックを設置しました。

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世話をするのは、これまで野菜を栽培したことがない新米のスタッフ。
それだけに日々悪戦苦闘…
なぜ苗に元気がないのか、害虫の被害を減らすのはどうしたらいいのかなど分からないことだらけ。
自分達で調べたり、専門家にアドバイスしてもらいました。
苗の成長のスピードは速く、野菜に負けないようにスタッフも頑張りました。

キュウリの実は一日で3cm以上も大きくなるのに驚きました
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どこでもファームとしての初収穫はピーマン
実自体は小さかったですが、自分達で育てただけに喜びもひとしお。
10月頃までたくさんの夏野菜を収穫することが出来ました。

初収穫したピーマン
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秋冬野菜の栽培では、一部のラックは保温や虫よけのためにラックを寒冷紗で覆っていました。
秋冬野菜は夏野菜に比べて水やりがあまり必要ではないのに加えて、専用土壌のヴェルデナイトは一般の土の10倍の保水力を持っているので、水やり量は少なく済みます。

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どこでもファーム2年目

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夏野菜の一日の収穫量は、多い時でバスケットからこぼれ落ちるくらい
毎日収穫しても消費が追い付かないほどで、嬉しい悲鳴です。

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秋冬野菜では、『なにわの伝統野菜』である天王寺蕪、田辺大根にも挑戦
根菜類を育てるには土の深さがある程度必要ですが、どこでもファームのラックは深さがあるので、根菜類も栽培することができます。

天王寺蕪
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田辺大根
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どこでもファーム3年目

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夏野菜では、特にミニトマトと勝間南瓜の味が格別
ミニトマトは甘みが凝縮されており、勝間南瓜は何もつけないでも十分の甘さでした。

ミニトマト
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勝間南瓜 実を切った様子
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今年の夏野菜もそろそろ終わりが近づき、秋冬野菜の栽培に向けた準備中です。
また、サツマイモはもうすぐ収穫です。

サツマイモ 葉がもりもり繁っています
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この3年間で他にも紹介しきれないほどたくさんの野菜を栽培していきました。

どこでもファームはまだ始まったばかりです。
ラックはちょっとしたスペースに置くことができるので、皆様も小さな菜園からでもどこでもファームを始めてみませんか?
これからもブログを続けていきますので、コメントや感想をお待ちしております。