ここしばらく暖かい日が続いていましたが、また今日から寒くなりますね。
夕方どこでもファームの様子を見に行ったら、温度計が-1度を指していました。

こんな寒空の下、花を咲かせているハーブがあります。

宿根ネメシア

ラックの増設にともない、ピュアプランターも2つ新調して、花がきれいなハーブを植えました。
ネメシアは1年草タイプと多年草タイプがあり、宿根というのは多年草タイプのこと。
1年草タイプに比べて花は小ぶりですが、丈夫で育てやすく、ほとんど1年中花が咲きます。
なんと気温3度ほどあれば花が咲くそう！
まだ小さいのに、たくさんつぼみをつけているので、楽しみです。

ピュアプランターには、ほかにも2種類のハーブが植えてあります。

ブルーピンパーネル

春～秋に鮮やかなブルーの花を咲かせます。
うすい青や紫っぽい青の花はよくありますが、こんなにしっかり青！な花は珍しいかも・・・と思って選びました。
宿根ネメシアの隣に植えてあるので、色のコントラストも楽しめそう。

エリゲロン・プロフュージョン

1株で白～ピンクのいろんな色の花が咲く、お得なハーブ。
花の中心部は鮮やかな黄色で、まさに「お花」。
プランターいっぱいに広がって、絵にかいたようなお花畑になるのを夢見ています。

新ハーブ園の紹介もいよいよ最後です。

スイートガーリック

ガーリックとついていますが、ニンニクとは別の種類で、ユリの仲間です。
名前の由来はニンニクに似た香りの葉っぱ。
でも花はとっても甘い香りなんだそう。

晩生イブキジャコウソウ

イブキジャコウソウはアジア原産のハーブで、クリーピングタイムの仲間です。
夏に咲く花が美しく、葉っぱにも甘い香りがあります。
地面を這うように伸びるので、グラウンドカバーにもおすすめ。
晩生のものは暑さに比較的強く、育てやすいそうです。

ホワイトペリウィンクル

ペリウィンクルはとても丈夫で繁殖力の強いハーブなので、放っておくとどんどん伸びて手に負えなくなってしまいます。
その点、このホワイトペリウィンクルは控えめに伸びるので、手入れが楽。
春には真っ白のかわいらしい花が咲きます。
毒性があるので、ハーブティーなどにはできません。

アジュガ・レプタンス

濃い紫がかった葉っぱが美しい、グラウンドカバー向きのハーブ。
青紫の花もとってもきれいです。
十二単という素敵な別名もあるんだそう。

まだまだ寒いですが、少しずつ新しい葉っぱが増えて、みんな元気にしています。
暖かくなったらどんどん伸びて、きれいな花も咲かせてくれるでしょう。
ラックいっぱい茂ったハーブが楽しみです。

ハーブは食べる以外にも、いろいろな利用ができます。
たとえば、染料として使えます。
おなじみの蚊取り線香も、もともとは除虫菊から作られていました。
今回は新ハーブ園から、いろいろ使えるハーブを紹介します。

タンジー

黄色の染料や防虫剤として使えます。
虫よけに使う場合は、花や葉を乾燥させて吊るしたり、葉を煮出してスプレーします。
毒があるので食べることはできませんが、昔は食用もされていたそうです。

セントジョーンズワート

こちらも黄色の染料として使えます。
また、古くからさまざまな薬効があることが知られており、古代ギリシャの時代から薬として使われていました。
最近ではうつ病の治療薬としても注目されていて、国によっては抗うつ剤よりもよく使われているそう。
日本では食品として扱われていて、サプリメントも市販されていますが、使用量には気をつけてくださいね。

どこでもファーム新ハーブ園
次はお料理でおなじみのハーブたちをご紹介します。

フェンネル

魚の臭み消しやサラダによく使われるハーブです。
葉っぱや茎はもちろん、種もスパイスとして使えます。
また、大きくなると茎の根元が大きく膨らんでくるので、その部分も食べられるそう。

ベトナムコリアンダー

ベトナム料理でおなじみのコリアンダー。
こちらはコリアンダーとドクダミの中間のような香りがして、火を通す料理に向いています。

レモンセイボリー

その名のとおり、葉っぱはレモンの香りがします。
ピリッとした辛みがあり、お肉の臭み消しなどに使われます。

カルドン

日本ではめったにお目にかかりませんが、アーティチョークの原種で、古代から栽培されてきたハーブです。
夏にアザミに似た大きな花を咲かせます。
茎やつぼみ、根を食べることができ、ヨーロッパではスーパーでも売っています。
最近ではバイオディーゼルの原料としても注目されているそう。

あけましておめでとうございます。
年始早々、寒い日が続きましたね。実家の三重県では、雪が積もりました。
そんな中でも、どこでもファームの野菜たちは元気です。
今年も新しいことに挑戦しようと、いろいろ計画中。楽しみにしていてくださいね！
これからもどこでもファームをよろしくお願いいたします。

さて、新入りハーブの紹介をつづけましょう。
ハーブティーでもおなじみの、カモミール。
2種類を植えました。

ローマンカモミール

ダブルフラワーカモミール

うーん・・・見分けがつきません（笑）
でもローマンカモミールは八重咲きなので、花が咲くとすぐに分かります。
よく見ると、葉っぱの感じも少し違うかも？

カモミールはとっても香りがよく、芝生にすると歩くたびに甘い香りが広がります。
もちろんハーブティーにもおすすめ！
丈夫で育てやすいので、初心者にも育てやすいハーブです。