アブラムシ対策

こんにちは。
どこでもファーマーの浅田です。

どこでもファームは、無農薬・有機栽培が特徴の一つです。
農薬や化学肥料を使用していないので、害虫対策が重要となります。
今回はどこでもファームで行ったアブラムシ対策について紹介します。

野菜を栽培されている方ならアブラムシで悩んだことのある人は多いのではないでしょうか?
私も葉の裏を見てみるとアブラムシがびっしりいて驚いたことがあります。
どこでもファームでは、5月~6月にかけてピーマン、ナス、キュウリに発生しました。

(キュウリに発生したアブラムシ)
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アブラムシは、植物の汁を吸って生育を妨げます。新芽に寄生すると芽が縮んだり葉が巻いたり変形し、葉に寄生すると葉が縮れたりします。
また、ウイルスに感染した植物の汁を吸った時、体内にウイルスを取り込み、ウイルスを媒介することもあります。
駆除しないとどんどん数が増えるので、最初の対策が肝心です。

そこで、被害を少しでも減らしたいと思い、様々な方法を試しました。
まずは、アブラムシが飛んでこないようにキラキラテープ(防虫テープ)をラックに貼り渡しました。

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また、虫が寄り付きにくくなる効果があるニームオイルを1週間ごとに散布しました。
アブラムシ以外にもカメムシやコナジラミなど様々な害虫の被害を軽減することができます。

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そして、アブラムシが新芽や花にいる場合は、新芽や花が傷つかないようにハケを使ったり、
葉にいる場合は水をかけたり、色々な方法で駆除しました。
試した中で一番効果があった方法は、牛乳の散布です。

(牛乳入りのスプレー)
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やり方としては、牛乳の原液を良く晴れた日の朝にスプレーで葉についているアブラムシめがけて散布します。
しばらくして牛乳が乾くとアブラムシの呼吸する穴がふさがり窒息死します。
その後に牛乳を水で洗い流さなければいけない点が少し手間です。
ピーマンに牛乳を散布した所、翌日からアブラムシの数はかなり減りました。

(ピーマンの葉の裏に牛乳の原液を散布している様子)
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害虫対策全体に言えることですが、以下のことに気を付けて野菜を栽培しましょう。

  1. 虫が寄り付かない環境にする(キラキラテープ設置、ニームオイル散布等)
  2. 出来るだけ早く見つける(葉の裏は見落としやすいので特に気を付けて観察する等)
  3. 大量発生しないように見つけたらこまめに駆除する(牛乳散布等)

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