『夏山蒼翠にして滴る…』
たしか郭煕が臥遊録という画論の中で記していたと思う。
緑が濃く濃くなっている。
どの葉も絞れば緑滴(したた)るとなりましょう。
この滴りは、人をして詩人にしたり俳人(誰だ!廃人とは)にしたり、アーティストまで創ってくれます。
リラクゼーションとインスピレーションを与えてくれる自然は、全く偉大です。
よくぞ地球(他の天体は知りませんが)でありがとうです。
大自然とは、人をして最も高みに飛ばせる。
しかしこの山も緑も、都会人にとって遠くにありて思うものとなっている。
こんな状態で、地方創生なんてありえません。
人間は自然から遠ざかれば遠ざかる程、病気に近づくとヒポクラテスが言っています。
だからこそ、都会から自然の恵みの里へ行きましょう。
森林ツアーでストレスフリーもよし、汗かきの下草刈り等、しましょう。
山のほんのほんの一部の一部ですが、下草刈りで刈られた所は自慢げに山が笑います。
本当です。
人は、この笑いとともに、元気になり明日をむかえるのです。
こうした良い習慣が、人をして人に、そして健康になり、社会に役立つ仕事ができるのです。
都市住民は、近隣の地の緑に親しみ、山に笑って貰おうではありませんか。
そして地域の人々とともに地域おこしに参加しようではありませんか。