野生の生命力

ハーブは涼しく乾いたヨーロッパ原産のものが多いです。
それだけに、暑くてジメジメした日本の夏は、苦手なものも。

ワイルドストロベリーも暑さが苦手なハーブのひとつ。
7月~8月の暑い時期は、葉っぱの数もかなり減り、枯れてしまうのでは・・・というくらい弱っていました。

ところが、9月に入って涼しくなったころから、再び葉っぱが増え、ちらほらと花が咲いて・・・
ついに実がなりました!

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野生の生命力ってすごいですね!

名物や~

今日は天王寺蕪のご紹介!

その名のとおり、天王寺付近が発祥と言われています。
明治末期まで、関西を中心に西日本で広く栽培されていました。

甘くて実が詰まっており、お漬物が人気だったそうです。
かの与謝蕪村が「名物や蕪の中の天王寺」
正岡子規が「此頃は蕪曳くらん天王寺」
と詠んでいるところをみると、かなり有名だったんですね。

種は天王寺蕪の会 事務局長の難波りんごさんから提供していただきました。
小さい!
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15cm間隔で溝をつけ、1cm間隔で種をまいていきます。
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こちらも藁で保湿。
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地元では、背が低くて色白の女性を天王寺蕪にたとえたとか。
まるで私みたい・・・!?

大阪ならでは

どこでもファームでは、大阪ならではの野菜も育てています。
なにわの伝統野菜、田辺大根と天王寺蕪!
今日は種をまきました。

田辺大根は、太くて短いずんぐりむっくりの大根です。
どこでもファームは底が浅いので、普通の大根は無理ですが、田辺大根なら育てられます。

種はラディッシュに似ています。
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20cm間隔で穴をあけて、4粒ずつまきました。
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最後に保湿のための藁を敷いて、完成!
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5日ほどで芽が出るそうです。
楽しみですね!

苗らしくなりました

今年初挑戦のブロッコリー。
お盆明けに種をまいて、虫がつかないようにネットをかけて、間引きをして、大事に育ててきました。

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どうです、ずいぶん苗らしくなったでしょう?
一緒に栽培を始めたカリフラワーも同じくらいになっていて、 もういつでも定植できます。

まだ見た目ではブロッコリーと分かりませんが、間引きした苗を食べてみたら、ちゃんとブロッコリーの味がしました。
ラックに植えられる日を今か今かと待っているブロッコリーたちです。

嫁も食べたい

昼間はまだまだ暑いですが、朝晩は涼しくなってきました。
今年はいつもより少し早く秋が近づいて来たような・・・?

秋といえば、そう、秋ナスです!
本日めでたく初収穫をむかえました。

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なかなかの大物でしょ!

嫁には食べさせたくないほどおいしいと言われますが、どこでもファームの秋ナスはどんな味がするでしょうか?

復活!

お盆明けに剪定したナス。
最初はなかなか大きくならず心配していましたが・・・
9月に入ったころから、ぐんぐん伸び始めました!

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新しい枝が伸びて、大きな葉っぱが出てきました。
花もたくさん咲いています。

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ナスの花は、雌しべと雄しべの長さの違いで肥料が足りているかどうかが分かるそう。
雌しべの方が長ければ肥料は十分、雄しべの方が長ければ肥料不足。

どこでもファームのナスは・・・
同じくらいか、ちょっと雌しべの方が長いくらい。
そろそろ剪定のときに入れた肥料が切れる頃なので、追肥しました。

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もう小さな実ができています~
来週には収穫できそう。
おいしい秋ナス、楽しみです!

さよならトマト

ラックからはみ出すくらいにぐんぐん伸びて、真っ赤なおいしい実をたくさんつけてくれたミニトマト。
夏休みには家族連れの収穫体験も行い、どこでもファームに笑顔をいっぱい届けてくれました。

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8月半ばごろからだんだん葉が枯れ始め、いよいよ終わりを迎えました。
最後は茎も葉も茶色になりながら、ほぼすべての実が赤く熟しました。

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明日、すべての株を撤去します。
おいしさと楽しさをいっぱいありがとう!