木酢液でハクサイをアブラムシから守ろう!

みなさんこんにちは。
どこでもファーマーの豊田です。

野菜を育てるときに避けて通れない悩みの一つ・・・
それは害虫による被害が挙げられます。

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この写真はハクサイの葉にびっしりとついたアブラムシ。
2週間ほど前から現れ、大勢のアブラムシが葉を食べていきます。

このような害虫の被害を、農薬を使わないで
予防・緩和する方法を一つご紹介します。

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用意するのは、木酢液(もくさくえき)です。
木酢液とは、ひとことで言いますと、
炭を作る際に出る水蒸気を冷やして、液体にしたものです。

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この木酢液の原液を
スプレーボトルやじょうろなどの容器に入れ、水で薄めます。
(ちなみにこの木酢液は500~1000倍に希釈します)

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そしてこのように葉面散布をすることで、植物が健康になり、
病害虫に強くなるといわれています。

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こちらは、あるハクサイの内側の写真です。
黒い点々がアブラムシで、食害が内側にも及んでいます。
このハクサイには外側だけでなく、結球しつつある内側の葉も破れないように
慎重にめくって木酢液を散布し、アブラムシ対策を徹底的に行いました。

ちなみに木酢液は100倍以下の濃度で散布を繰り返すと葉や茎が枯れてしまい
200~300倍の濃度では作物の生育を抑制します。
500倍以上の濃度にすると作物の生育を促進する働きがありますので、
用法・用量を守って正しく使いましょう。

さて、週1回のペースで2回、
木酢液を散布した効果を発表します。

完全消滅・・・とまではいきませんでした。
しかし、以前よりかは減っている傾向にある状態です。

アブラムシに葉を食べられつつも、
頑張って成長し、今は立派に大きくなっているハクサイであります!

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(※右側がハクサイ。左側は一緒に植えているキャベツです。)

ビニールハウス

みなさん、こんにちは
どこでもファーマーの浜口です。

吹く風に冬の到来を感じるこのごろですが、
どこでもファームでは、ビニールハウスを設置しました。

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ビニールハウスで野菜の栽培を行う効果としては、
①保温
②害虫の飛来を防止
③風よけ
④霜よけ
⑤雨のたたきつけの防止

などがあります。

ただし、換気の必要性が出てきますし、温度調節と水やりに充分注意が必要です。

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どこでもファームは支柱つきの菜園ラックですので、
支柱を利用して、比較的簡単にビニールハウスを設置することが出来ます。

ビニールは昨年利用したものを再利用していますが、
今年は屋根の傾斜を大きくして、自然に水が流れ落ちるように工夫しています。

ビニールハウスの中では現在、葉物野菜(ラディッシュ、ルッコラ、ホウレンソウ)を育てています。
播種したのはごく最近ですが、寒さにも負けず元気な芽が出てきました。

上がルッコラで、下がホウレンソウの様子です。

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冬場は、栽培できる野菜が限られてしまいますが、
ビニールハウスを併用することで、葉物野菜なども作ることができます。

環境の変化や外敵から大切な野菜を守ってくれるビニールハウス
ぜひご活用下さい。

立テ、立テ、タマネギ

こんにちは。
どこでもファーマーの田中です。

今回はタマネギの苗の植付けをご紹介します。
11月1日にどこでもファームに
60本の苗を植え付けました。

苗は以前植えた青ネギとよく似ています。
青ネギはもう全苗ピンッと立ち上がり
元気に育ってくれました。

ところがタマネギはなかなか立ち上がってくれません。

枯れた部分を取り除いたり、マルチの穴に入り込んでしまった部分を外にだしたり・・・・水やりの他、できることはこれくらいしかありません。
あとは立ち上がってくれるのを願うばかり。
立て、立て、タマネギ!

「這えば立て、立てば歩めの親心」
タマネギは這いも歩みもしませんが、無事立ち上がってくれた時の心境は同じかもしれません。

あとはゆっくり、たっぷり栄養を摂って立派な大玉に育つてくださいね。

土の中で・・・Part2

みなさんこんにちは。
どこでもファーマーの豊田です。

今回も前回に引き続き、ジャガイモの実の様子を
お届けしたいと思います。

先週、苗は大きく成長していても、土の中のイモは成長しているかどうか気になり試しに苗の土元付近を調べてみたところ、このように実がありました。

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そして、今週はさらに注意深く調べたところ・・・

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3つの苗の周辺に、さらに多くのイモが成っていました。
収穫時期の12月頃までもうひと頑張りです。

なお、イモを確認するときは
素手、もしくは手袋をした手で土をどけて探すことをお勧めします。

もちろん、スコップでも土は掘れますが、
誤ってイモや根を傷つけてしまわないよう、ご注意ください。

冬支度

みなさん、こんにちは。
どこでもファーマーの浜口です。

朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬が近づいてきたことを感じます。

どこでもファームでは、冬支度を始めました。

冬越しする野菜は、比較的寒さに強いものが多いのですが、
防寒対策が不要なわけではありません。

特に屋上で野菜を栽培する場合、風が強いので平地で栽培する以上に
気温や地温が低くなることがありますので、対策が必要です。

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サヤエンドウは、稲ワラを使った防寒・防風対策をしています。
稲ワラでサヤエンドウの苗を優しく包んであげることにより、
風よけと支柱としての役割を同時に果たしてくれます。

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タマネギはポリエチレンフィルムを使ったマルチングをしています。
ポリエチレンフィルムは特に保温効果が高いのが特徴です。

マルチングには、それ以外にも土の乾燥防止や雑草の防止、
雨による泥はねの防止などの効果もあります。

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種まき直後の葉物野菜(手前からラディッシュ、ルッコラ、サラダナ、ホウレンソウ)では、しきワラと不織布を使った防寒対策をそれぞれ行っています。

まずしきワラをしきます。そしてラック全体を不織布で覆います。

不織布は、保温・風よけ・霜よけなどに役立ちます。
また、防虫効果も見込め、葉物野菜に虫がつくのを防いでくれています。
寒さに負けず、元気に育ってほしいですね。

真冬に向けて、ビニールハウスを使った栽培も準備中です。
ビニール栽培については、また改めてレポートします。

タマネギ

皆さんこんにちわ
どこでもファーマーの田中です。

秋も深まり、過ごしやすい気候になりました。
今日は新しくどこでもファームで植えたタマネギを紹介します。

《タマネギの植え方》
1 まず植える30分前にタマネギの苗を濡らしておきます。
こうすることでタマネギの根付きが良くなるそうです。

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2 タマネギを植える場所に印をつけたマルチングシートを敷き、その場所に穴をあけます。
マルチングシートは、土の保温や、雑草や害虫の繁殖防止、土の乾燥を防ぐために使うシートです。
タマネギを植えた日は風が強く、マルチングシートを敷くのも一苦労でした。

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3 いよいよタマネギを植えます。
まずシートの穴の場所の土を少し掘って、タマネギを植える場所を作ります。
次に土を水で濡らした後、タマネギを植えます。

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4 タマネギを植えたら、水を掛けると終了です。

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ちなみにタマネギにも品種によって収穫時期が異なることはご存知でしょうか。
今回私たちが植えたタマネギは、極早生種と言って3月の終わりから4月の初めまでに収穫できる品種です。
通常の玉ねぎは5月にならないと収穫できないので、1カ月程度早く収穫出来ます。
味も普通の玉ねぎと変わりません。
今度タマネギを育てる際には、収穫時期に注目するのも面白いかもしれません。

土の中で

みなさんこんにちは。
どこでもファーマーの豊田です。

ジャガイモを栽培してから早くも2か月以上が経過し、
おかげさまで苗もこのように大きく成長しました。

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しかし、ここで気になることがひとつ。
肝心のジャガイモの実は育っているのだろうか、
ということです。

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なので、試しに苗の土元付近を調べてみたところ・・・

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ジャガイモの実がありました。

大きさは4cmとまだ小さいですが、
これから大きくなることでしょう。
イモの実が成っていることが確認できて一安心です。

なお、イモを確認した後は
しっかりと土寄せをして元に戻しておきましょう。

土寄せが足りないとイモが緑化してしまうのでご注意を。

ハーブ

皆さんこんにちわ
どこでもファーマーの田中です。

どこでもファームでは秋冬野菜としてジャガイモやキャベツやハクサイなどの栽培をしていますが、その他に緑色の小さなコンテナでハーブを育てています。
7月3日のこのブログでハーブの花をご紹介しましたね。

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背が低く緑色の葉をつけているのがタイムで、背が高く花を咲かせているのがイタリアンパセリです。

この2つは次のような特徴があります。
まず少量の水で育ち、しかも肥料がなくても育つハーブだということです。
時間をかけられない人や、ついつい管理を忘れてしまう人でも簡単に育てることができます。

2つ目として寒さに比較的強い事です。
冬の大阪の気温程度なら外でも育てることができます。
実際にこのハーブたちは、昨冬も屋外に置いたこのコンテナで過ごしました。

3つ目としてどちらも収穫時期が長い事です。
イタリアンパセリは6月中ごろから11月の終わりまで、タイムは1年中収穫することができます。
又収穫してもしばらくするとまた葉が出るので、たっぷりとハーブティーなどを楽しむことができます。

みなさんもハーブ類をぜひ育ててみてください。

大阪勧業展2012

みなさん、こんにちは。
どこでもファーマーの濱口です。

先週10月24、25日にマイドームおおさかで開催された大阪勧業展2012に
NPO法人イー・ビーイングとして、ブース出展いたしました。

どこでもファームと、環境マネジメントシステム「エコステージ」の普及拡大が目的です。

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多くの方にお立ち寄りいただき、たくさんの方との交流ができました。

屋上菜園に対する関心の高さを改めて実感し、
どこでもファームを広めていく意義に多くの方から共感していただくことが出来ました。

「福祉施設で置いてみたい。」「CSRに活用してみたい。」「教育施設にも置いてみたらおもしろい。」など
たくさんのありがたいご意見を頂き、手ごたえを感じています。

また、会社とは関係なく個人として様々な活動をされている方のお話も聞けて、
大きな刺激も受けました。

ご来場頂きました皆様、有難うございました。

大阪南港ATCのどこでもファームでは、
今タマネギやハクサイ、なにわの伝統野菜などを育てています。
いつでもご覧いただけますので、ぜひお立ち寄り下さい。

運よく!私たちが菜園作業をしていることもあります。
気軽に声をかけて下さい。
どこでもファームに関するご質問でも、
家庭菜園での悩みや質問なども、分かる範囲でお答えいたします。

その他ブースでは説明しきれなかったこと、分からなかったことなどあると思いますので、ご気軽にイー・ビーイングまでお問い合わせ下さい。
http://www.e-being.jp/aboutus/access.shtml

<大阪南港ATCのどこでもファームの場所>
※大阪南港ATC2階ムーンタワー前にあります。

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