今年最後の収穫♪

みなさん、こんにちは
どこでもファーマーの浜口です。

今年も早いもので、一年の締めくくりの時期になりました。

どこでもファームでは、大切に育ててきた
「なにわの伝統野菜」田辺大根と天王寺蕪の収穫を行いました。

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田辺大根はとてもきめが細かくつやつやしています。
天王寺蕪は形も揃ってとてもきれいです。

もちろん無農薬有機栽培ですので、葉っぱもおいしく食べられます。

「なにわの伝統野菜」とは、

  1. 概ね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜
  2. 苗、種子等の来歴が明らかで、大阪独自の品目、品種であり、栽培に供する苗、種子等の確保が可能な野菜
  3. 大阪府内で生産されている野菜

という3つの条件を満たした野菜のことを言います。

現在、毛馬胡瓜や勝間南瓜、守口大根などの17品目が「なにわの伝統野菜」として登録されています。
http://www.pref.osaka.jp/nosei/naniwanonousanbutu/dentou.html

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収穫も大きな喜びですが、
どう成長するか、ワクワクしながら育てている時の方が私は好きです。

特に根菜類は抜いてしまうと栽培が終わるので、
収穫は嬉しいと同時に寂しい思いがします。

ところで、根菜類を育てるには土の厚さがある程度必要なので、
屋上やプランターで栽培するのが比較的難しいのですが、
どこでもファームは、オリジナルの軽量土壌と深さのある専用ラックにより、
この問題を解決しています。

どこでもファームで根菜つくり、皆さんも始めてみませんか?

さよならバジル、ネギは2度目のお引っ越し

みなさん、こんにちは。
どこでもファーマーの豊田です。

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こちらは奥から、バジルとネギのラックです。
今回はこの2つの植物の近況についてリポートします。

◇バジル
6月8日に木製ラックで栽培を開始し、
9月25日には木製ラックでキャベツとハクサイを植えるために
このラックに引っ越したバジル。

秋口は成長が著しい状態が続いていました。
しかし、バジルは耐寒性がないハーブなので
冬に入り、寒さが増してくると、このように全体の元気もしだいになくなってきました。

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そしてとうとう12月12日をもって栽培を終了することにしました。

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夏場にはこのように緑の葉をしげらせ続けたバジル。
半年近く頑張ってくれたことに感謝です。

◇ネギ
バジルを撤去した後も、ラックの南半分に植えてあったネギですが、
ラックの土全体を休ませるためにも、
12月18日にネギを一旦、ラックから取り出しました。

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ネギには根がびっしりと張っていることに驚きました。

ネギはバジルとは異なり、耐寒性のある野菜であり
今なお成長している状態なので、3つの小さなプランターに移植して
栽培を継続することにしました。

実はこのネギも、9月にバジルと一緒に木製ラックから移植された野菜であり、
ネギにとって2度目の引っ越しです。度重なる移植で次の新天地でも伸びてくれるのだろうか、という心配はありますが、丈夫な根を見る限り、まだまだ頑張れそうな気がします。

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このプランターでも天高く伸びてほしいですね。

すべての植物がラックから移されたところで
有機肥料を混ぜて、土づくりをおこないました。

ちなみに、プランターに移植したネギは
土づくりの作業をしないときには、ラックの土の上に置いています。
機会がありましたら、ぜひご覧になってください。

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ジャガイモ収穫祭(前篇)

こんにちは。どこでもファーマーの倉田です。

外は風が強くて寒い日が続きましたが、
・・・
でも野菜たちは元気でした

8月28日に植えたジャガイモが

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全盛期はこんなに青々していましたが

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色が茶色になり・・・、収穫の日がやってきました。
今回は種イモから芽を一本立ちさせたものを収穫してみます。

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確か、芋掘りって保育園からしてないような気がしますが・・・
さあ、いよいよ収穫開始です。

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苗の周辺にジャガイモがついているのでスコップで傷をつけないように掘ります。
その周辺にも埋まっていることがあるので注意してください。

楽しいです、楽しいです。

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この苗からは2個出てきました

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まだまだ出てきます

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宝探しをしているみたいで、楽しいです。

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この日の収穫はジャガイモの苗12本。
大小合わせて57個。1.8㎏ものジャガイモを収穫しました。

楽しい時間が終わり、次回の収穫が気になります
今度は二本立ちさせたジャガイモを収穫する予定です。
ジャガイモ収穫祭(後篇)をお楽しみに。

アノ手“と”コノ手

こんにちは。どこでもファーマーの今井です。
今回は、無農薬有機栽培での虫対策を考えてみましょう。

冬は葉物野菜がおいしい季節です。
自分がつくった野菜ならそのおいしさも別格。

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無農薬でやるなら「虫が食べた残りをいただく」くらいの
覚悟が必要とよくいわれます。

残念ながらそこまでの寛容な心が持てない
私たちどこでもファーマーは、
アノ手コノ手の害虫対策にチャレンジしています。

一番の武器「手」にも限界があります。
一つ目のアノ手は以前ご紹介した「木酢液」です。

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二つ目のコノ手はニームオイルです。
ニームオイルは、インドせんだんという薬木から抽出したオイルを
濃縮したものです。

効果として
①害虫に食欲減退をもたらす拒食効果
②作物に害虫を寄せ付けない忌避効果
③ホルモンの働きを抑制して害虫の成長を妨げる脱皮阻害効果
があるそうです。

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農薬と違いこれ一つで完璧というものはありません。
二つを併用して何とか効果が出ています。

私たちは、天王寺蕪で定点観察しています。

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皆さんも、野菜や畑にあった組合せベストミックスを
探してみてください。

名物や蕪の中の天王寺

みなさん、こんにちは
どこでもファーマーの浜口です

先日ご紹介した
「なにわの伝統野菜」の一つである天王寺蕪が収穫時期を迎えています。

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播種したのが9月19日、初収穫は11月19日でしたが、
これから12月下旬にかけて、収穫のピークを迎えます。

播種後7日目

播種後7日目


播種後36日目

播種後36日目

天王寺蕪は、
「名物や蕪らの中の天王寺」と与謝蕪村が詠んでいるように、
なにわの名産として古くから大阪(特に大阪市天王寺付近)で栽培されていました。

また、江戸時代に現在の野沢温泉村の僧侶が天王寺蕪の種を持ち帰り栽培したものの中から
今の野沢菜が誕生したという言い伝えもあります。

天王寺蕪は甘みがあるのが特徴で、かぶら蒸し、浅漬け、ふろふきなどにして
食べられることが多いそうです。

カブの仲間は、土の中の水分が急変した場合や、
収穫時期が遅れて根の内部が肥大しすぎた場合にカブが割れてしまうことがあります。

割れたカブは味が落ちてしまうので、
割れる前に収穫して下さいね。

ちっちゃくないよ!

みなさん、こんにちは。
どこでもファーマーの豊田です。

8月の終わりに植えはじめたジャガイモは
成長した茎や葉が次第に黄色く色づき始め、なかには枯れてきているものもあります。

これはジャガイモの収穫のサインであり、
今月でまさにそのときを迎えようとしています。

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かつて大きく育った高さが60~70cmほどの苗の土元周りには
ジャガイモの実が実っています。
長さは2~4cmのものが多く、大きいもので7cmの大きさに成長しています。

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その一方で高さが約15cmと、
大きな成長を見せていない背の低い苗もあり
実がなっているかどうか心配でした。

気になったので、周辺を掘ってみたところ・・・

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しっかりと実っているジャガイモがありました。
3.5cmの長さですが、苗の高さの割に大きく育っていると感じています。

苗の高さに関係なく、土の中で頑張る
どこでもファームのジャガイモたちであります!

光合成細菌液

皆さんこんにちは。
どこでもファーマーの今井です。

ところで、屋上菜園、無農薬の野菜作りの手助けをしてくれる光合成細菌液をご存知ですか。

「光合成細菌」は、もともと田んぼの土着菌で、明るく酸素が少ないところを好みます。
光エネルギーを使って土壌中の有害な硫化水素や有機酸を分解し、アミノ酸、糖類、核酸、ビタミンなど植物の成育に欠かせない栄養分を生成します。

これらの養分はそのまま植物に吸収されたり、他の有効微生物のエサになり土壌作りにも役立ち、食味の向上や収量増加などの効果が期待できます。

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どこでもファームでは水と元菌、菌のエサを原料に2週間かけて光合成細菌液を作りました。

日光を十分に当て、空気に触れないようにするのがポイントです。
そして、効果を知るためにタマネギで実験しています。

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2つのタマネギラックのうち一台には光合成細菌を施しもう一台には使用していません。
成長や収穫の違いを来年春ごろにお知らせします。どうぞお楽しみに。

次に使用方法です。

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キャップ一杯5mlの光合成細菌液を5ℓの水で1000倍に薄め、野菜ごとに適量あたえます。

光合成細菌液を使うことによって害虫の駆除の手間が省け株がグングン成長してくれたら、管理にあまり手間をかけれない方も心強いですね。