夏のおわり

今年は涼しくなるのが早いですね。
最近は雨が多いこともあって、エアコンがいらないくらいです。
過ごしやすいのは嬉しいですが、野菜の生育はいまいち。
スーパーでの値段も上がっています。
そろそろすっきりとした秋晴れの空が見たいものですね。

さて、またまたブログをさぼっている間に、どこでもファームの夏野菜たちは順次終わりをむかえています。

きゅうり
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ミニトマト
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この2種類はすでに撤去しました。
ピーマンとナスは、まだしばらく採れそうです。
キュウリとミニトマトのあとは、さっそく肥料を入れて、秋野菜に向けて土づくりをしています。

ところで先日、もうすぐ収穫できるくらいに大きくなっていたナスが、全部盗られてしまいました。
1つ2つ盗られることはこれまでもあったのですが、全部というのは初めてです。
いろんな人に菜園を見て、できれば触れて欲しいですが、せっかく大事に育てた野菜を盗られたり、いたずらされるのはとっても悲しいです。
予定していたイベントができなくなってしまう可能性もあります。
一生懸命育てているので、やさしく見守ってくださるよう、お願いいたします。

藍の生葉染めに挑戦!

ブドウの同居人、藍はぐんぐん育って、どちらが主人だか分からないくらいになっています。

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今日はこの藍を使って、藍染めをしてみました!

用意するのは、
・藍の葉  ・絹の布  ・塩  ・洗濯洗剤  ・ボウル  ・ゴム手袋
・輪ゴムまたはひも  ・割りばし  ・コイン、ビー玉など

まずは、布に模様をつけます。
輪ゴムやひもで縛ったり、コインを包んだり、割りばしで挟んだり・・・
どんな模様になるかな?と想像がふくらみます。
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次に、葉っぱから色素を抽出します。
藍の葉っぱをボウルいっぱいに入れ、塩ひとつかみと水を少し入れて、ぐいぐい揉みます!
葉っぱがつぶれて色素がたくさん出るように、乱暴かな?と思うくらい大胆に。

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水が濃い緑色になってきたら、いよいよ布を投入!
縛ったひもがほどけないように気をつけながら、葉っぱと一緒にしっかり揉みます。
ときどき布を広げて空気に触れさせながら、まんべんなく染まっているかチェック。
こうしている間にも、緑だった液がどんどん藍色に変わっていきます。

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好みの濃さになったら、ひもやゴムをほどいて、洗濯洗剤でしっかり洗います。
どんな模様になったか、ドキドキの瞬間!

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なかなか素敵な藍染めができました!
左側は半襟、右側は薄いハンカチを染めたもの。
同じ絹でも、織り方や厚さによって全然ちがう染まり方になります。

藍染めって、意外に簡単でしょ?
材料も絹と藍以外は、おうちにあるものばかり。
藍は育てるのも簡単なので、ベランダで育てて台所で藍染め・・・なんてこともできちゃいます。
夏休みの自由研究にもぴったり!

ただしこの方法で染められるのは、タンパク質でできた絹だけ。
綿などタンパク質以外のものを染めるには、もうひと手間の処理が必要だそう。
いろんな素材の布を、思いどおりの模様で染めるのは、まさに職人技ですね!

のびのび育ちますように!

12月に苗を植えたブドウは、どんどんツルを伸ばしています。

だんだん防鳥ネットに絡まるようになってきたので・・・
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思い切ってネットをはずしました!
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なんだか広くなって、植物たちもうれしそうに枝を伸ばしている気がします。
ブドウのツルは、四隅の支柱に誘引しました。
一番伸びているツルは、もう少しで上の棚に届きそうです。
のびのび育って、立派なブドウ棚になりますように!

ちなみにアシナガバチの一家は、やっぱり巣をつくろうと一生懸命でした。
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なんだか情が移ってしまって、自分で巣を撤去しておきながら、ついつい「がんばれ~」と思ってしまいます。

仁義なき戦い

またしばらくブログをさぼってしまいました。
ここのところ野菜たちはぐんぐん成長し、次々に実がなっています。
作業が忙しくなると、つい記録やブログをさぼりがちに・・・
いけませんねえ。

今日のテーマは「仁義なき戦い」
久しぶりのブログにも関わらず、なんだか穏やかならぬタイトルです。
一体なにと戦っているのかというと・・・

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そう、アシナガバチです!

昨年から、どこでもファームにアシナガバチが巣をつくるようになりました。
おいしい食べ物が豊富にあると、目をつけられたのでしょうか・・・
そして、今年のハチのお気に入りが、ここ。

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ブドウ&綿&藍&ゼラニウムの、もりだくさんラック。
ここの右奥の角のところに、巣をつくるのです。
防鳥ネットには、入りやすいように穴まであけています。

毎日、ホースでハチを追い払って巣を撤去するのですが・・・
次の日になると、もう新しい巣ができています。
毎日毎日、撤去してはつくり、撤去してはつくり、の繰り返し。

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左が1日たった巣、右が3日たった巣です。
もう少し巣が大きくなると、中に幼虫が入っています。
敵もなかなかやるもんです。

アシナガバチは比較的おとなしいので、攻撃しなければ襲ってきません。
でもどこでもファームには、子どももたくさん見に来るので、できればお引き取り願いたいもの。
ハチと私の仁義なき戦い、いったいいつまで続くのでしょうか・・・?

秋に向けて

台風が近づいていますね。
大阪はあまり台風が来ないのですが、どうやら今回はかなり近くまで来そうです。
すでに昨日から風が強くて、雨もパラパラ降ってきています。
野菜たちが風でやられないように、しっかり誘引しておきましたが、どうなるでしょう。

ナスとヒョウタンのうどん粉病は、2~3日でおさまりました。
重曹の効果か、ちょうど晴れて気温が上がった効果か分かりませんが・・・
元気にどんどん育ってほしいです。

ナスはこれまでたくさん実をつけてくれましたが、そろそろ疲れてきたのか、あまり花が咲かなくなっていました。
そこで、ちょっと早いですが、更新剪定をすることに。

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すっきり、さっぱり!

これからまたぐんぐん伸びて、おいしい秋ナスをたくさんつけてほしいです。

ナス・ヒョウタン ピンチ!

もう7月だというのに、なかなか気温が上がりませんね。
梅雨といえばジメジメして蒸し暑いイメージなのに、ジメジメはすれど、いっこうに蒸し暑くなりません。
去年の今頃はエアコンに扇風機とフル稼働でしたが、今年は扇風機もつけなくて良い日がちらほら。
5月はあんなに暑かったのに、なんだか季節が逆戻りしてしまったみたいです。

こうなると、心配なのは病害虫。
虫や菌も涼しいほうが好きなので、暑くならないと被害が出やすいのです。
梅雨でジメジメしているときは、なおさら注意が必要です。

どこでもファームでは、ナスとヒョウタンにうどん粉病が出てしまいました。

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葉っぱが白くまだら模様になっているのがお分かりでしょうか。
よく見ると、ふわふわと粉をふいたようになっています。
これがうどん粉病。
うどん粉病の“うどん”は、あの食べるとおいしい“うどん”のこと。
なかなかうまい名前をつけたものです。

名前はおいしそうですが、うどん粉病正体は・・・カビ。
放っておくと胞子を飛ばしてどんどん広がり、光合成ができなくなって枯れてしまうことも。
これは大変!

対処法としては、まずは病変した葉を取り除くのが基本です。
でも目に見えないカビが残っていたり、広がってしまって葉を取ると丸坊主になってしまう・・・という場合も。
うどん粉病に効くお薬もたくさん売られていますが、どこでもファームではできるだけ農薬は使いたくありません。
そこでインターネットで調べたところ、意外なものが効くらしいと分かりました。

それは・・・
お掃除の強~い味方、“重曹”です!!

重曹を水で800倍ぐらいに薄めてスプレーすると、アルカリ性でカビをやっつけてくれるそう。
どれどれ、さっそく・・・

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効果のほどはいかに!?

どこから来たの?

昨日の朝は、大阪では台風のような風雨でした。
海辺のどこでもファームは大丈夫?
・・・と心配しながら見に行くと、案の定、ピーマンとナスが倒れていました。

株が大きくなってきて、支柱が支えきれなくなったようです。
あわてて支柱を追加して補強しました。
これで台風が来ても大丈夫・・・かも!?
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ナスの葉の上には、こんなかわいいお客さんが。
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アマガエルです。
一体どこから来たんでしょう?

やっぱり違う

なかなかうまくいかないキュウリですが、少しずつ実がなるようになってきました。
ネットの上まで伸びたツルを摘心しているおかげ?
人工授粉をしているおかげ?
理由は分かりませんが、この調子でどんどんできてくれたら嬉しいです。
期待を込めて、追肥をしました。

今年のキュウリは、2種類植えています。
「夏すずみ」と「シャキット」
葉っぱも花もそっくりで、見分けがつかなかった2種類ですが・・・

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左が「夏すずみ」、右が「シャキット」
分かりますか?

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トゲのつきかたが全然違います!

「夏すずみ」はあまりトゲがなくて、スーパーで売っているキュウリに似ています。
一方「シャキット」は、これでもか!というくらいトゲトゲ。
触ると痛いです・・・凶器になりそうな勢いです・・・!

同じキュウリでも、品種によってこんなに違うんですね。
皆さんもいろんな品種を育てて、お気に入りを見つけてみては!?

こちらも初収穫!

ナスに続き、ピーマンとししとうも初収穫をむかえました。

木はまだまだ控えめなサイズですが、もっと大きくなります。
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少しですが、ツヤツヤのおいしそうなピーマンとししとうが採れました。
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ピーマンはなんだか細長いですが、これからだんだんピーマンらしい実が採れるようになるでしょう。

 

ところで、今年はキュウリがいまひとつうまくいっていません。
ツルはしっかり伸びているし、葉も茂っているし、雌花・雄花もしっかり咲いているんですが・・・
実がならないのです。

どうやら受粉ができていないようで、今までに採れたのはこの1本だけ。
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ナスやピーマンができているので、虫がいないわけではないと思うのですが・・・
原因と対策が分かる方がいらっしゃったら、情報をお寄せください!

夜の花

突然ですが、質問です。
これ、何の花だと思いますか?

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正解は、ヒョウタン。
なかなかきれいでしょう?

ヒョウタンの花は夜にしか咲きません。
でも、夜にも活動する虫がいるので、ちゃんと受粉するそうです。
昼間の方がたくさん虫がいそうなのに、わざわざ夜の虫を利用するなんて、不思議ですね。
今日は曇って薄暗かったせいか、夕方から咲いていました。